やってきましたロマンス・フェスティバル。
イベントにいっしょに参加するのって友達っぽいよね、というわけで赤ゲージだらけのなかドゥードゥルちゃんと、職場で親しくなったヨシダケンゴさんを誘いました。
いや私服すげーなケンゴさん。
カメラを移すとドゥードゥルちゃんがベレー帽の男性に「シャー!」をしていました。
意地悪なことでもされたんでしょうか。
やめて、ドゥードゥルちゃんにひどいことしないで。
ヴラドさんはバーでブラッディ・ジェーンを飲んでいました。
以前出かけた際もこれを注文しており、自発的に渇きを癒やすので人を襲わずに済んでいます。
プレイヤーは襲っているところが見たいので渇きを放置しているのですが……ヴラドさんてばいい子ですね。
せっかくロマンスフェスに来ているのだからとバーを出てロマンスの導師に恋愛運を聞いてみたところ…
うん、知ってた。
だってこれだもの。
せっかくだからとさくら茶もいただきます。
向かいに座ったゴリラ系女子は誰だろうと思ったら「伝説のカラオケ家」世帯のワルシュ・ダーリンでした。
キャップをかぶっているところしか見たことなかったので知りませんでした、こんな髪型をしていたんですね。本格的だなぁ。
せっかく待ち合わせて来たのに一度もケンゴさんと接触していないのでもったいなく、指示をして話しかけることにしました。
さくら茶の効用で「下品なジョーク」のコマンドが出てきたのでそれを試し、成功して笑っていたのですが。
次の瞬間フリーウィルでとんでもない行動を……!
やめてやめてやめてやめて
違う違う違う違う
誘惑的なときに話しかけたのが間違いだったのか!?
はじめて打ち解けることができたシムに舞い上がってしまったのか、誘惑してしまったヴラドさん。
先のコマンドまで予約しているあたりノリノリじゃないですか。
一度はまんざらでもない反応を見せたケンゴさんでしたが、
二回目からは歯をくいしばって拳を握っています。
三回目ともなるとはっきり拒絶の姿勢をとるケンゴさん。
「そういうことやめてくれるぅっ?」
ケンゴさんに不平をぶつけられたヴラドさんは目頭を押さえて涙をこらえました。
この悲惨な状況に心が耐えきれなくなったプレイヤーは急いでドゥードゥルちゃんにカメラを合わせます。
はぁ〜勇ましく跳躍しているドゥードゥルちゃんはかっこいいなぁ。
色あざやかな花壇の通りを駆け抜けていったいどこへゆくんだい。かわいいなぁ。
よし、さっきのことは忘れてドゥードゥルちゃんと遊ぼう。
誘惑的なときにポインタで遊ぶとピンクのハートマークが照射されるんですね。
最後にハグしてお別れしようと思い、抱っこを指示したのはプレイヤーなのですが、
抱っこした途端、フリーウィルで怒涛のようにかわいがるコマンドを連発しはじめるヴラドさん。
え…、多くない?
こんなのはじめて見た……
列になったコマンドを消化しきるまでと思い眺めていたのですが、
これが次から次へと湧き出てきて勢いが止まらない。天井を突き抜けるほど連なっていく。
こわいこわいこわいこわいこわい
ふたりともそんな険しい顔するぐらいならやめればいいのに、何これバグ?
おそろしくなってもうこの場を去ろうと思い、帰宅のアイコンを押すも無反応で何もおこらない。
バグだあああと確信してスマホから「出かける」コマンドで帰ろうとしたところ、
ヴァンパイアかーい。
ヴラドさんもヴァンパイアなのにそういうの影響あるの? え?
このタイミングの悪いときにいったい誰だよと探してみると、
この人でした。(だからこわいってやめようって)
無駄にこわい顔でプレイヤーをビビらせた罰としてヴラドさんに術を使ってもらいました。
成敗。
ちなみに、あの怒涛のかわいがるコマンドで一気に距離を縮めたヴラドさんとドゥードゥルちゃんは「いい友達」になっていました。
……ああ……うん……。なんか…………よかったね……